日経平均1000円下げに見るどこかで見た景色
日経平均暴落
2018年3月23日、日経平均は大きく値を下げました。
前日から974円下げて、20617円。
また、夜間の日経平均先物でもさらに値を下げて、20155円になっています。
このままでは日経平均が20000円を切るのももうすぐかも知れません。
原因はアメリカのトランプ大統領が発動した貿易政策です。
一部の品目に高い関税をかけて貿易赤字をなんとかしようとしているらしいのですが。。
当たり前ですが、中国などの貿易相手国はこれに反発して報復するらしく、貿易戦争が始まりそうです。
トランプの真意がどこにあるかはわかりませんが、少なくとも日本経済にとっては良いニュースではなく、株価も大幅に下落しているという状態です。
どこかで見た風景
この暴落でどう動けば良いのか?
指数に連動しない株に資金をシフトする?一旦現金に変える?
色々考えはあるかと思いますが、私には今の状態が何か特殊な事象ではなく、過去に何度もあったどこかで見たものだなぁと思えます。
かつてリーマンショックが起こった2008年頃、市場は大揺れに揺れてとんでもない下落になりました。また、東日本大震災の時も日本がどうなるのかわからない不安のなかで市場も大混乱していました。
そこから現在まで、毎年なんらかの理由により“暴落”は発生しています。
地政学リスクもありバブルへの警戒もありました。
しかし、どんなに指標が下げても市場のリスクオフが進んでも言えることがあります。
永続的な競争優位を持つ企業の株価は長期的に見てその価値に収斂する。
ウォーレンバフェットの言葉です。
当たり前のようですが、真理だと思います。
個別株の真価を適切に見極め、株価が大きく下げて割安にそれが買える時に買う。
この一見シンプルなやり方が一番良いと思っています。
逆に、これをするために市場タイミングを読むよりも個別株の価値を適正に見極められる目を養うこと、市場に連れ安するなどして大きく下げた時に買えるだけのキャッシュポジションを確保するなどは常にやっておくべきこととしてあげられるでしょう。
私も保有株の買い増しや値が高くなっていた優良株を拾えるか身構えている状態です。
※一部株は既にちょっと買っています。
では。