2020.03の大暴落から復活しつつある中年サラリーマン

主に株式投資や優待などお金に関わることを中心に記事にします。ライフハック的なことや読んだ本の感想なども。仮想通貨、ふるさと納税、メルカリなどもやっています。

ナンピンと損切りと取引ルール

売買のルールについて自分なりに考えたことなどを書きます。

 

まず、一般的に良く言われる事として、損切りを徹底してルール化し、ナンピンはするな!

というものがあります。

 

ナンピンしてもそこからさらに下げて損が拡大することもあり、そんな事態にならないよう、一旦損切りして体勢を立て直そうというのがその意だと思います。

 

確かにごもっとも。なんの異論もないように思えますが、果たしてそんなに簡単にルール化できるものでしょうか?

また、損切りが大事という人はいても、買値から何%下げたら損切るのか、そのラインを示してくれる人はほぼいません。

その銘柄の状況と市況を見て個々判断するというのであれば、それはルールではないような気がします。

 

また、行動経済学でも言われる通り、人は利益よりも損失に敏感です。なかなか損切り出来ないのは人間心理としては普通のことなのです。

 

これらのことを合わせて考えると、無理に損切りをルール化して心的負担が増えるよりも、初めはちょっとだけ買ってナンピンできる余地を残しておいたり、下がっても配当が出るので気長に持てる銘柄を選択するなどロット管理や銘柄選択を工夫したほうが良いかも知れません。

 

投資は絶対正解というものはないはずです。それぞれが自分に一番向いた投資手法や売買ルールを構築していくのも投資の面白さの一つかと思います。

自分にあった投資法が見つかるころには、それなりに利益もあげられるようになっているはずです。

 

では。