2020.03の大暴落から復活しつつある中年サラリーマン

主に株式投資や優待などお金に関わることを中心に記事にします。ライフハック的なことや読んだ本の感想なども。仮想通貨、ふるさと納税、メルカリなどもやっています。

市場の下落トレンドを察知するには??

市場の下落トレンドを事前に察知することはできるのか?

現在(2021年1月30日)の状況として、昨年からの上昇相場がそろそろ終わるのか??というような場面です。

相場が上昇しているときは気分がよいものです。

持ち株も含み益が増え、新規に買った株も損をすることなく利益増加に貢献します。

しかし、しばらく相場上昇が続いて含み益も増加したところで不安が増してきます。

 

”果たしてこの相場はどこまで上昇するのだろうか?”

”今は含み益があって儲かっている状態だけど、この含み益は確定しないと利益が確定しない。明日急落があれば含み益が幻になってしまう”

”上がり続ける相場などない。この相場がバブルならば明日弾けてもおかしくない”

 

などなど。

大抵の人はある程度のところまで利益を得ると、そこからさらに株価が上がることに自信が持てずに売ってしまいます。

そして、そこまでの利益は確定されるものの、売ったことによってそのあとにさらに株価が上昇した場合には機会損失となってしまいます。

 

株価が上がり続けたときにどこまで持っているのがいいのかというのは勿論ケースバイケースであり、かつ、完璧な利益確定ポイントを当てることなど神にしかできません。

個別の株についてはその株の業績次第ですのでここでは言及しません。

ここでは、個別銘柄にも影響を与える市場全体のトレンド転換点(天井)の察知の仕方について書いてみたいと思います。

 

1.雑誌で”株で儲ける”系の表紙が多くなる

2.世の中に株価上昇についての不安感がなくなってくる(悲観論が聞こえなくなる)

3.普段株をやらない人までもが、”株やってみようかな”などと言い出す

 

上記3つは、私が実感的に相場トレンドの転換(天井)を感じるものです。

一言でいえば、普段株をやらない人がやりそうな雰囲気が世間を支配してきた頃が天井です。

これは株に限らず投資対象となるもの全部にいえることなのかもしれません。

ビットコインなどでもこの傾向がありました。

 

2017年ごろ、仮想通貨のイーサリアムをもっていたことがありましたが、たまたま会社で営業の人が「ビットコインやってる?すげーよ」みたいな話をしているのを聞きました。
その時に、あぁ、そろそろ相場も終わりかなと思ったものです。

そこからしばらくしてビットコインなどの仮想通貨のバブル相場は弾けました。


イーサリアムの長期チャート(月足)

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2018年はいっぱい下げたあと、2019年は上げたり下げたり。そして2020年になってまたようやく上昇し最高値を迎えたというのが今の状況です。

相場の天井を完全に当てるということはできませんが、天井が近くなってきたことを感じることはできるかも知れません。

それはチャートの形状などからではなく、世間の状況を見るほうがハッキリと感じられるものなのかも知れません。

 

以上