数年先の未来を考える
株式投資は未来予測である
株式投資をするということは投資する企業や分野の未来を予測するということです。
近い未来か遠い未来か、その企業や分野が今よりも拡大することを期待して買いを入れるわけです。
企業でも分野でも、それが将来的に今よりも良くなるかどうかというのは突き詰めると未来予測の話になります。
未来予測は確実には当たりません。
それゆえ株式投資はギャンブルと本質的には同じです。
ただ、株式投資が丁半博打と異なるのは、それがプラスサムであることと、自分の”
先見の明”を試せるということです。
メガトレンド
世の中は大きく変わってきています。
また、その変化のスピードも加速しています。
自動運転車やMaaS、AI(将棋や囲碁でコンピュータが人間に勝ったこと)、VR技術、ビットコインなどの仮想通貨とブロックチェーン、新型コロナによるテレワークの強制的な推進、テレワークの推進による東京からの転出超過、ネット通販の増加、IT以外の業界でのDX、電子通貨・決済の発達、クラウドの浸透、サブスクリプションサービスの増加、youtubeの躍進と新聞・TVの凋落、BtoCからCtoCへ、クラウドファンディング
などなど。
これらは今まさに進んでいる状況で、これが今後も続くかどうかはわかりません。
もし今後10年続くとなれば、それはメガトレンドというものになります。
そのメガトレンドのどまんなかにある会社の株を買えば、おそらく大きな利益を得られるでしょう。
今後のメガトレンドど真ん中だと思う会社
私の考えるメガトレンドのど真ん中会社は以下です。
マイクロソフト、Amazon、Google(アルファベット)
当たり前すぎて特に説明はいらない銘柄ばかりですね。
また、MaaSとかブロックチェーン、AI、VR技術など他のものについては、この会社!という会社がわかっていないです。どうなんでしょう。MaaSとかはテスラやトヨタ自動車なども候補にあがりそうなのですが、まだ全然イメージが湧きません。
逆に厳しいなぁと思う業界は以下です。
→銀行は長らく経済にお金という血液を送り込むなくてはならない役割を果たしてきました。今でもそれは変わりませんが、スタートアップ時の資金貸付や個人の預金については徐々に厳しい立場になってきているように感じます。
スタートアップについてはクラウドファンディング、個人の預金についても株式投資などに回されてしまい少なくなっているかと思います。私もなんとなく都市銀行の大手にお給料の振り込みをしていますが、他の銀行に変えるデメリットは手続きの面倒くささだけです。※カードの支払先とかをその銀行にしているので変更に手間がかかる。
また、新聞を取らない家庭が増え、Youtubeが広まってTVを見なくなりました。
それにより電通などの大手広告会社はダメージを受けていると思います。
NHKのように定額支払いになっているものと違って、民放は広告で成り立っています。TVが大衆娯楽の王様であった時代はもう過ぎました。みな外でも内でもスマホを眺める時代です。
本も漫画もニュースも友達とのコミュニケーションも全てスマホの中です。
こうしてTVを見る機会は少なくなり、インターネットがTVをゆっくり殺していくのでしょう。かつて、TVが映画に大きくダメージを与えたように。
交通機関、化粧品、スーツ・ビジネス靴、居酒屋
→新型コロナによるテレワーク拡大は、今後も逆戻りすることはなさそうです。出勤が少なくなったことにより、これらの業界はダメージを受けるものと思います。
逆に、家で着るものは買うことが多くなり、ユニクロや無印良品などの機能性を重視した衣料品には追い風なのかも知れません。
以上