投資信託について
会社で投資信託の選択をしなければならない場面が出てきました。
給料の一部を投資信託に振り向けることで、その分は無税になる(但し定年まで受け取れない)というアレです。
私はMSCI コクサイ・インデックスを基準とするインデックス投信の割合を大きくしました。
配分はこれから先も変更が可能ということですが、ドルコスト平均法を考えるとこれから先も大きくは配分を変えずにいきたいと思っています。
インデックス投信とアクティブ投信について
ちなみに、インデックス投信とアクティブ投信についての違いはなんでしょうか?
自分なりにまとめてみます。
一番大きな違いは以下です。
インデックス投信 :指数に連動する
アクティブ投信 :個別銘柄選択
で、指数に連動するインデックス投信は個別銘柄選択のリサーチや判断コストが低いため、買い付け、運用コストがアクティブ投信よりも安くなることが一般的です。
また、ここが一番重要なのですが、ほとんどのアクティブ投信はインデックス投信に勝てないということです。
投資雑誌を調べれば、アクティブ投信でインデックス投信に勝っているものもあることがわかりますが、そもそも長期に渡ってインデックス投信に勝てるアクティブ投信を選ぶということが困難です。
「これまでインデックス投信に勝っているんだからこれからも勝つだろう」と思うのは甘いです。設定当初から現在まで平均よりも良い成績をおさめた投信が、これからもその成績を残せるかどうかはこれまでの多くの投信の実績データからすると疑問です。
ここ3年は勝ってきたけれど、そこから先の2年は平均以下というのはザラにあることです。
インデックス投信がアクティブ投信よりも優位であるという詳しい理由を知りたい場合は以下の本がおススメです。
※↑がアフィリエイトかどうかわかりませんので、もしそうだった場合は気にされる方はすみません。
私は普段個別銘柄の売買を行なっていますが、会社の自分年金などでは個別銘柄を選択して購入することは出来ません。
用意された投信(ファンド)のなかから選択するとなるとインデックス投信かなぁ、となります。
20年、30年先はインフレなども含めどうなっているかわかりませんが、今までのデータからすると投信選択の最適解はインデックスファンドをドルコスト平均法で購入するというものかと思います。これの欠点は「面白くない」というものですが、データから導き出す最適解としては十分だと思います。
では。