日産自動車のカルロスゴーン氏に不正疑惑
カルロスゴーン氏逮捕と日産の株価
2018年11月19日、日産自動車のカルロスゴーン会長が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕されました。
10億円だかそこらの報酬をちょろまかしていたという感じです。
私が知る限り、ゴーン氏本人からのメッセージはなく容疑を認めているのか認めていないのかもわかりません。
一緒に逮捕されたグレッグケリーという側近は会計処理は適切に行われたと言っているらしく、ここから先どうなるものやら見えてきません。
で、ゴーン氏がどうなるかは検察とかに任せておいて、個人投資家として気になるのは株式市場への影響です。
今のところ日本の株式市場全体への影響はそれほどないように見えます。
ゴーン氏本人の不正であれば株式市場全体や他の自動車会社などにも確かに影響は少ないのは道理です。
※燃費問題とか会社ぐるみでの不正の場合はもっと他に影響が出る印象です。
日産自動車(7201)の株価はこんな感じです。直近で窓を開けて下げているところが今回のニュースでの下げで、大きく下げた直後からは株価が回復傾向にあるのがわかります。
トップのネガティブニュースがあったので急落するのは勿論ですが、日産自動車本体で会社ぐるみの不正や疑惑がなければここから先も下げ続けるということは考えづらいです。
もし私がデイトレーディングを行なっていれば、急落直後の様子を見て買いで参戦していたかも知れません。
今回に限らず、「急落は買い場」が当てはまるケースは多々あります。
一つの会社だけでなく市場全体でも同じことが言えます。
チャイナショック、リーマンショック、東日本大震災、等々の急落時、中期、長期的に見れば買いを入れるのが正解でした。
市場全体が「ヤバい」と感じた時が急落の時で、それ以上売る人がいなくなると株価はそのあと上がるしかありません。
現在アメリカも日本も株価が下落傾向にあります。
ダラダラした下げが続いていますが、一気に出来高を伴って下げる時がセリングクライマックスになるのかも知れません。
今はまだその時が来てないようですが。。
では。