失敗投資を振り返る:ディップ(2379)
失敗した投資!
失敗した投資について思い出し、これからの投資の糧にしていこう。
ということでまずは思い出すものから書いてみます。
教訓を先に書きますと、“投資雑誌のおすすめ銘柄を鵜呑みにするな”です。
当たり前ですが、投資を始めた最初はそんなこともわかっていなかったのです。
2003年頃のディップ(2379)
ディップという人材派遣の会社があります。あれは2003年か2004年頃だったと思うのですが、この会社がまだディップという名前ではなかった頃の話です。
私は当時株を始めたばかりで、投資について知識も経験も少ない状態でした。そこで、株を買う際には一番入手しやすい情報である株雑誌を参考にしていました。
今でも覚えているのですが、当時もあった投資雑誌のダイヤモンドZAIで推奨銘柄紹介ページを毎号やっていました。
多分形を変えたりして今も多くの投資雑誌でやっていますよね。
そこで紹介されていたのがディップでした(確か当時は違う会社名だった)。
その時にはおすすめ株の紹介者を見て、この紹介者は過去のオススメ銘柄での的中率が高い、だから大丈夫だと思っていました。
いやー、本当にアホでした。
おススメを鵜呑みにした結果
結果は損切りでした。
今考えると、PERもPBRもROEも市場環境も1株利益の伸びも何もかも考えておらず、本当になーんにもわかっていませんでした。
助かったのは下落途中で株式分割が発表され、その時にちょっと戻した株価で売れたことです。
反省と教訓
失敗から得られた教訓は、“銘柄選定は人に任せてはいけない”という当たり前のものでした。
私が投資信託を全く買わないのもここから来ています。
この失敗を基に、かなり株式投資についての本を読み、自分で勉強しました。当たり前ですね。投資信託でも証券会社の営業マンのおすすめでも、他人に任せたらそれがどうなっても何も文句が言えません。
雑誌でもネット記事でもツイッターのカリスマ投資家でも何でも、おすすめされた会社をそのまま鵜呑みにして買うのではなく、その会社の強み、弱み、ファンダメンタル、チャート、四季報でのコメントと財務状況や予測などなど、調べられるものは大体調べたうえで投資するというごくごく当たり前のことはやるべきです。
というかやってない人は長期では淘汰されるかと思います。
逆に、期待値がプラスのギャンブルである投資については、勉強すればするだけ外れをひく確率は段々下がっていき、資金管理技術も含めた投資家レベルが上がれば上がるほど最終的には儲かるはずです。※投資について“勝つ”のではなく、“負けない”という姿勢で臨むのは良いことだと思います。
では。