2020.03の大暴落から復活しつつある中年サラリーマン

主に株式投資や優待などお金に関わることを中心に記事にします。ライフハック的なことや読んだ本の感想なども。仮想通貨、ふるさと納税、メルカリなどもやっています。

複利で運用を考えると億への道が見える?

複利は最高の数学的発明である。

人類史上最高レベルの頭脳を持っていたアインシュタインが言ったとされるセリフがこれです。本当かどうかはわかりませんが、おそらく似たようなことは言ったのでしょう。この言葉はよく複利の重要性を説明するうえで使われています。

実際、投資で大きな財を成すためには複利の考え方が重要になってきます。

 

複利とは

まず複利について説明します。

複利とは、利子に対して更に利子が乗ることです。単利と比較するとわかりやすいので、それでお話しします。

 

100万円に対して利子が年に10%付くとします。この場合、1年経てば100万円プラス10万で110万円。

ここまでは単利も複利も同じです。

次の年。

単利は元本である100万円に対して利子がつくので、10万円の利子がプラスで合計120万円(110+10)。

一方、複利は前年利子を含む110万円に対しての利子なので、11万円プラスで121万円(110+11)。

これだけでは大した差ではないと思うかも知れませんが、これが繰り返されると大きな差が生まれてきます。

 20年、30年続いた場合の差はとんでもないものです。

 消費者金融などで借金した場合は、借りた元金はそれほどでもなくても金利金利を呼び、とても大きな額になってしまうケースがあります。借金地獄というやつです。

これを逆にしたのが複利運用投資です。

年間10%の実利益を得て、それを全て再投資していけば長い年月で大きな資産になる、ということです。

この場合のポイントは3点です。

 

複利運用する場合のポイント

ポイントは3つあると思います。

1.元金

2.年利

3.継続性

 

元金はたくさんあるに越したことはありません。年利50%のハイパフォーマンスを上げても、元金が1万円では話になりません(ただ、ちょっと計算してみたら、それでも23年くらいで1億円になりました。。)。

個人的な感覚では500万円くらいはあったほうが良いかと思います。

 

運用による年利は一番重要です。継続性と一緒に考えて、高い運用成績を継続して記録できれば、多少元金は少なくても

時間と複利効果がその差を埋めてくれます。

 

運用で絶対に損しないような腕を持っていれば現金は生活に必要な分以外全て株式投資にまわすべきですが、私を含めほとんどの人はその腕がありません。

そのため、投資三分法のようにリスクとリターンのバランスを取りつつ投資を行うというのが一般的な考えかと思います。

 

1億円への現実味

1億円を目標に置くと、それを実現するための現実的な道は実際のところ株式投資での複利運用が一番ではないかと思っています。

無理のない範囲(継続可能な投資成績)で複利運用できれば、雪だるま式に資産を増やしていけます。

 

そのためには種銭をため、高い運用成績をあげられるための銘柄選定術や投資手法、資金管理をマスターして常にマクロな経済状況にアンテナを張る必要があります。

 

ちなみに500万円を原資として年利15%で複利運用した際には、22年ほどで1億円になる計算です。

年利15%は個人投資家ならば十分現実味のある数字かと思いますので、どんな環境でもこれ以上の成績を叩き出せれば、1億円への現実的な道が見えるかと思います。

運用額が大きくなるにつれ、この年利を保つ難易度も高くなるかとは思いますが。。

 

では。