株式投資は簡単？

株式投資を行なって、もう15年ほどになります。

最初は確か2003年ごろに買った中国株（ペトロチャイナ）が初めての購入銘柄だったと思います。

それからかれこれ15年。やっとここまで来たもんだ。。

ライブドアショックもリーマンショックも東日本大震災も、大幅下落とよばれるものや絶望的な相場環境を経験した今、なんとなく株式投資ってこういうものかなーと思うものをつらつら書きたいと思います。

期待値がプラスサムのゲーム

株式投資をゲームだと捉えて、投資資金よりプラスになれば勝ち、マイナスになれば負けだとします。

この場合、株式投資は勝ちやすいゲームです。競馬やパチンコは負けやすい。

負ける人はパターンがある程度決まっています。

1、一度に全部資金を突っ込む

2、一銘柄に全部突っ込む

3、レバレッジを掛ける

上のどれかにあたる投資法をした場合、だいたいどこかで大損したり退場させられる致命傷を負います。

逆に、ある程度時間と銘柄を分散して投資していれば致命傷を避けつつ勝つ確率を上げていけるでしょう。

億り人の実現性

パチンコ、競馬で1億円以上を稼いだ人はあまり聞いたことがありませんが、株式投資で億り人になった人はゴマンといます。

株式投資の期待リターンは7％〜8％くらいだと言われているそうです。

これはあくまで“平均”です。平均でこれだけのリターンでも凄いのですが、株式投資に慣れてくれば、この平均を上回るリターンを叩き出すことが可能だと思います。

平均というのは、マイナスもプラスも混み混みでの値です。例えば日経平均でも明らかに時代に取り残された会社や業績の伸びが期待できない会社も含めての値になっています。

自己裁量で株式投資を行う場合には、投資する期間も銘柄も自分で選択することができます。

これにより、明らかな負けを避けて投資することで期待リターンを上げていけます。

個人投資家（兼業）の場合は、それほど無理はせずに年間12％〜15％くらいのリターンを上げることが可能だと思っていますので、ある程度の種銭or20代から投資を始める、株式投資に対してある程度の知識を持つ、統計的優位性のある銘柄選定を行う、などの条件を満たしていれば億り人になれる可能性が高いのではないでしょうか。

私もそれを目指しています。

で、簡単なの？

で、結局簡単なの？簡単じゃないの？ということになりますが、今のところの考えとしては、やはり簡単ではないのだと思います。

ウォーレンバフェットさん曰く「私が死んでも大丈夫。バークシャーの経営は簡単ですよ」みたいなことを言ったことがあるらしいのですが、いやいや、それあなただから言えることだから！というツッコミが入ると思います。

ただ、とんでもなく難しいかというと、、いや、司法試験とかの難関資格合格するとかそこらへんに比べればそんな話でもないかな、と思っています。

一番の問題は、株式投資にはわかりやすいレベル判定基準がないことだと思います。

また、これが教科書です！といった決まった参考書もありません。

※“賢明なる投資家”など、良書はあるかも知れませんが、それは投資スタイルによって異なると思います。

なので、多くの人が投資信託などに頼りがちです。しかし、それでは個別銘柄の選球眼は良くなりません。

自分でお金を投じて考えながら失敗と成功を繰り返していく。その中で得られた経験やノウハウなどがそのまま自分をレベルアップさせてくれます。

ある程度自分の頭で考えられる人であれば、あとは実践あるのみ。難しくはない。しかし、時間は取られる。

というのが今の私の株式投資についての考えです。

MBAとかで学んだ机上の理論よりも、街の中小企業の社長さんのほうが経営についてわかっていることがある。

そんな感じだと思っています。

では。