東証のトラブルと売買停止
東証のシステムトラブル
2020年10月1日(木)、東京証券取引所がトラブルのため売買停止となりました。
翌日には売買が再開されたものの、丸一日売買停止になるのは数十年振りということで、政府からも遺憾の意という発言が出るなど大きなニュースになりました。
翌日の売買では株価の大きな下落などはなかったものの、東証のシステムに対しての信頼性は揺らいだと言ってもよいでしょう。
関係者はこの後も事後処理や再発防止策などでとても大変な日々が続くかと思います。
さて、この出来事が株価に与える影響について考えてみました。
富士通(6702)の10月2日(金)の株価は大幅下落ということはありませんでした。
東証の社長が富士通への賠償を考えていないとしたことが良い影響を与えているのかもしれません。
日本取引所グループ(JPX:8697)でも大幅下落というほどではありませんでした。
このトラブル自体は、その原因がバックアップ機への切り替わりのところというところで、システムの処理や負荷への耐性などの根幹的なものでなかったところが不幸中の幸いだったのかとも思います。
ちなみに同日に発表された芸能人の石原さとみさんの結婚ニュースが東証売買停止の本当の原因とネットで騒がれていましたが、確かに衝撃度から考えてその可能性は否定できないかと思います(笑)。
以上