2020.03の大暴落から復活しつつある中年サラリーマン

主に株式投資や優待などお金に関わることを中心に記事にします。ライフハック的なことや読んだ本の感想なども。仮想通貨、ふるさと納税、メルカリなどもやっています。

スタバとクリスマス限定マステ

2017年11月4日

スタバのオンライン通販でマステゲット出来ました。一応追加情報として。

 

2017年11月3日記述

スタバの限定プレゼント

スターバックスという「ブランド」と企業戦略についてのお話です。

 

2017年11月2日、家族に頼まれてスターバックスを何店か廻りました。

目的はコーヒー豆を買った時に貰える限定のプレゼントです。

プレゼントはオリジナルデザインのマスキングテープで、スタバらしくオシャレな感じです。

妻と娘は女性らしく限定商品に弱く、これが欲しいとのことで、会社で外出していた私に指令が下りました。

しかし、この限定プレゼントは前日の11月1日から配布されているらしく、大人気のため11月2日にはおそらく殆どのお店でプレゼントは品切れでした。

私が廻ったお店でも全て品切れで、結局限定マステを手に入れることはできませんでした。

 

スタバの限定という魔力

いわずもがなですが、スターバックスは既にブランドとして大きな力を持っています。

コーヒー店というよりも第2の我が家、リラックスできるスペースを提供するという企業ポリシーで、スタバ大好きという多くのファンがいます。

コーヒーの味や価格で勝負するのではなく“スタバが好き”というファンがつくと、限定商品やプレゼントに大きな付加価値がつきます。

“あのスタバの限定商品”というのは、それが手に入る価格よりも大きな価値があるものとして扱われ、要はフリマアプリで高値がつきます。

そうでなくともスタバファンは限定商品を手に入れるためにいつもより消費しますし、転売屋による大量購入も入ると思います。

企業側としてはこれらの限定商品をうまく展開することで、売れ残りの商品を捌いたり商品を多く売りたい時期などを調節することも可能でしょう。

 

限定グッズはブランド力の証左

限定グッズが力を持つというのは、その商品や企業にブランド力がある証左でもあります。

吉野家の限定グッズはフリマで高く売れないでしょうが、バーバーリーの限定グッズは幾らでも買いたいという人がいるでしょう。

※別に吉野家が悪いわけではなく、企業戦略の違いです。念のため。

 

ブランド力はウォーレンバフェットが言うところの企業の障壁です。

同じことを他の企業が真似できない、コモディティ化しないための大きな力であり、ブランディングを的確に行った企業はレッドオーシャンに巻き込まれない力を有します。

 

ブランド力を持った企業と株価

 

日本でも他では真似のできないブランド力を持った企業があります。

シマノ(7309)や無印良品良品計画:7453)がそれです。

シマノは自転車パーツで圧倒的なブランド力を誇る企業で、自転車業界のインテルとも呼ばれています。

どちらも多くのファンがいて、他の企業はこれらに取ってかわることはできないでしょう。

 

ブランド力を持つ企業を投資対象にすることはとても有効だと思います。長期的に企業を運営していくにあたって売り上げの多くをファンが支えてくれるからです。

多少高かったり値引きをしなくても、品質やデザインなどを消費者が評価してくれていれば商品は売れます。

それが不景気の際に企業を支え、50年、100年続く企業を作るのです。

 

と、ここまでブランドの力を賞賛する内容で書いてきましたが、今の私の株式投資ポートフォリオに明らかなブランド力を持った企業はありません。

相性の問題かも知れませんが、ブランド企業はだいたい大企業が多く時価総額も大きいため、5倍10倍になる株を狙っていきたい今は自動的にこれらの企業は投資対象から外れてしまうのです。

 

資産が今よりもずっと増えてきたら、ブランド力のある企業を取り入れる割合も増えるのかもしれません。

 

ではまた。